日本のものづくりを支えてきた自動車も、2016年にダイムラー社が提唱したCASE (Connected, Autonomous, Shared, Electric)への対応が進められ、ものづくりも大きな変革期を迎えました。自動車業界の開発現場に役立つ基礎知識やトレンド、ノウハウを紹介します。
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現在、空の移動手段と言えば主に飛行機とヘリコプターです。しかし、目下期待されているのが人を乗せて空中を移動する「空飛ぶクルマ」です。日本には空飛ぶクルマを目指して活動する企業や団体がいくつかありますが、今回、空飛ぶクルマの共同開発を行う有志団体CARTIVATORと株式会社SkyDriveの2つの組織に、そのビジョンや技術的な実現性についてお話を伺いました。
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ジュネーブ国際モーターショー(Salon International de l'Auto、通称ジュネーブ・モーターショー)は、自動車産業のないスイスで開催されるものの、富裕層が集まるエリアでの開催、オープンカーの発表にふさわしい春を控えた季節ということもあり、毎年華やかな新車が登場することで知られています。2019年の話題を本サイトお馴染みの自動車ジャーナリスト川端由美氏が現地リポート。前後編に分けてお送りいたします。
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毎年1月にラスベガスで開催される世界最大級の家電見本市「Consumer Electronics Show(CES)」の自動車ジャーナリスト川端由美氏による現地リポートを引き続き紹介。家電の見本市でなぜ自動車?と思う方も多いかもしれませんが、特に最新テクノロジーという観点では自動車業界の注目度も圧倒的に高いのです。後編では、グローバル自動車メーカーやサプライヤーの最新動向を報告します。
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自動車業界のニューイヤー・パーティと呼ばれたデトロイト・モーターショーの衰退が話題になる一方で、世界中から自動車メーカーやメガ・サプライヤーが押し寄せるConsumer Electronics Show (CES)。毎年1月にラスベガスで開催される世界最大級の家電ショー、CES2019の自動車ジャーナリスト川端由美氏による現地リポートで見えてきたものは、中国モビリティメーカーの躍進でした。
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1907年から毎年開催されている国際自動車展示会、ロサンゼルスモータ-ショー。後編では、最新型ポルシェを中心にモーターショーの主役といえるクルマとその技術にスポットを当てていきます。世界で最も先進的な環境法を施行するカリフォルニア州ならではの環境技術や先進技術を惜しみなく投入した高級スポーツカーにも注目です。
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1907年から毎年開催されている国際自動車展示会、ロサンゼルスモータ-ショー。自動車のEV化やPHV化が進む昨今ですが、いよいよ今回はVolvoがLAショー始まって以来のクルマを展示しないブースを設置しました。その狙いと、Volvoと提携する新興ベンチャーの実力、そしてテスラを追随しようとする新規EVメーカーを取材しました。
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今年で120周年を迎えたパリ・モーターショーは、2018年10月にポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場で開催されました。毎年さまざまな新型車が発表されるこのモーターショー。今年の目玉であるEV、PHVなど新型車の紹介のみならず、本サイトならではの技術的視点も交えてご紹介します。
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1960年創業の非接触3次元測定機を取り扱う東京貿易テクノシステム。彼らの強みは、単なる販売代理店とは言えない独自の技術開発、そして保守管理サービスにあると言います。メイド・イン・ジャパンの精度と生産性を高める3次元計測機の変遷と今後について水原弘人常務取締役にお伺いしました。
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近年、車両速度や危険を知らせるアラート等をウィンドシールド(フロントガラス)などドライバーの視野内に表示することで視線移動を減らし、安全性と利便性に貢献するヘッドアップディスプレイ(Head Up Display以下HUD)を搭載した車種が増えてきました。 マクセル株式会社 光エレクトロニクス事業本部 AIS(Automotive Imaging Systems)事業部では、長年培った映像・光学機器開発のノウハウを結集させた車載安全支援システムの開発に取り組んでいます。実際の風景と重ね合わせて情報を表示するAR(拡張現実:Augmented Reality)-HUDを実装したデモカーを開発しました。今回、AR-HUDが搭載されたデモカーに試乗させていただき、AR-HUDが実現するドライビング体験をレポートします。
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自動車に応用されている樹脂材料が自動車のどの部位に応用されているかについて、ここでは熱硬化性樹脂の応用例を紹介します。
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自動車に応用されている樹脂材料が自動車のどの部位に応用されているかについて簡単に紹介しましょう。ここではまず熱可塑性樹脂の応用例を紹介します。
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自動車の燃費にもっとも大きく影響を及ぼしているのが、その重量です。車体重量と燃費の関係は100㎏の軽量化で燃費は1㎞/l向上すると言われており、燃費向上の歴史は車体軽量化の歴史と言っても過言ではありません。では、自動車のどの部分の重量が大きな割合を占めているのでしょうか。ここでは、自動車の部位別重量を明らかにし、今後どの部分の軽量化を進めようとしているのか、その動向をご紹介します。
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燃費の向上、CO2排出量の低減に大きく影響する自動車の重量。自動車メーカーはその重要性を認識し、古くから軽量化に取り組んできました。ここではその歴史を振り返り、また今後どのように、どの程度まで軽量化を進めることができるのかを検証していきます。
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2018年5月に横浜市で開催された「人とくるまのテクノロジー展2018 横浜」。来場者が集まる展示には共通するテーマがありました。「自動運転」「EV化」「環境対応」です。そしてEV時代も重要な「軽量化」に関する提案にも注目が集まっていました。
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金属を用いた製品開発をするにあたって、材料特性について理解を深めることは重要です。この記事では、身の周りで金属が用いられている実例を取り上げ、さまざまな製品でどのような材料が使われているかを紹介します。