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スマートフォンやタブレットなどの機器や電子部品、自動車や航空機に至るまで、あらゆる工業製品に組み込まれたレアメタルの安定確保は、製造業界にとって重要な課題です。今回は、非鉄金属専門商社としてトレーディング、リサイクル、コンサルティングの3領域で課題解決を行う矢野金属株式会社の矢野和義代表取締役に、同社の特徴や強み、今後の展開についてお聞きました。
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接着剤では、「しっかり接着でき、時間が経っても剥がれない」ことが重要な性能と考えられています。そのなかでセメダイン株式会社は、接着剤の常識とされてきた「剛」から「柔」へ発想を転換し、新たなコンセプトの弾性接着剤『スーパーX』シリーズを生み出します。
今回は、革新的なコンセプトの誕生秘話や、様々な用途で採用される製品が生まれた開発現場について同社 技術本部開発部長 橋向秀治氏にお話をお聞きしました。 -
様々な用途に合わせ、放熱性、導電性、オンデマンド硬化など、多種多様な機能が付加されている接着剤は、ものづくりで抱える課題解決の糸口になるかもしれません。今回は「柔」の発想で接着剤の耐久性を向上させた、セメダイン株式会社の弾性接着剤『スーパーX』に注目します。同社 技術本部開発部長 橋向秀治氏と事業本部 工業材料部課長 關口嘉巳氏に、その特徴や具体的な事例に加え、これからの時代のものづくりに求められる新たな接着剤についてお伺いしました。
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多種多様なめっき鋼板の中でも、優れた耐食性・加工性を持つめっき鋼板「ZAM(R)」。日鉄日新製鋼株式会社では、多彩なバリエーションのZAM(R)を提供しています。この記事では、ZAM(R)の中でも高い意匠性を持ち、建築業界から自動車、家電まで幅広い用途での活用が期待される「黒ZAM(R)」をご紹介します。
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槽内の温度・湿度を長時間一定に保ったり、設定どおりの温度・湿度に上昇・下降させたりする「環境試験器」や「恒温機器(乾燥器・オーブン)」。今回はこれらのカスタムを得意とする株式会社カトーにカスタムをすると何を実現できるのか、カスタム品をオーダーするにはどうしたらよいのか、根掘り葉掘り伺ってきました。
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仕様に合った最適な材料を安く・小ロット・短納期で調達したいというのは試作担当者共通の願いですよね。アルミニウム、伸銅等の非鉄金属を中心に幅広い材料をラインアップし、オンライン上で24時間365日簡単に見積り・発注ができる、『白銅ネットサービス』が協力会社との連携を強化し商品ラインアップを大幅に拡充しました。今回はその進化についてご紹介します。
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自動車軽量化が進むなか、パネル材料には鋼板に代わり、アルミニウム合金(以下、アルミ)も使用されています。自動車の衝突安全性を高めるためにパネル材料への複雑な構造付与が必要ですが、そこで注目される加工技術がアルミ板材を加熱して軟らかい状態で成形する「アルミホットスタンプ」です。今回は、適用範囲が広がるアルミホットスタンプに関する技術のメリット・デメリットから開発状況、将来の展望について取材しました。
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高精度な試作品のスムーズな製作は、製品開発において競合優位に立つための重要な要素の一つです。今回は、アルミや鉄系材料の鋳造を中心とした加工技術を強みとする株式会社プロト(以下、プロト)の現場に潜入し、自動車をはじめとした様々なメーカーから主要部品の試作品製作を依頼される理由を探ってきました。
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優良な加工業者と組むことで、製品加工のクオリティ向上のみならず、加工工程の円滑化や効率化、製品性能に寄与する加工品の設計改善まで期待することができるかもしれません。今回は、業界を牽引する中野鍛造所の神鍋工場を見学し、バリなし鍛造をはじめとする進化する熱間鍛造技術を目の当たりにしてきました。
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“これからの接合技術”の一つとして、産業分野で存在感が増している『マジックテープ』。組立工程の簡便化、軽量なプラスチックの採用による燃費向上、解体性向上によるリユース・リサイクルの推進といった、世の中の要請に応える技術として自動車・航空分野をはじめとした、さまざまな用途展開が期待される『マジックテープ』について、クラレファスニング株式会社の竹原氏にお話を伺いました。
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棒鋼の調達先を選ぶ際には、目的の製品に最適な棒鋼を在庫しているかどうかが重要なポイントになります。量産化も見据えると、それらの在庫を安定的に供給できるかどうかも重要な視点です。ステンレス棒鋼だけで約2,000種類の在庫をラインナップし、翌日納入を実現する野水鋼業の棒鋼切断・配送サービスについてご紹介します。
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ウェアラブルデバイスの小型化・軽量化が進み、自動運転システムを備えた自動車の開発が活発化するなか、センサーやカメラなどの新たな部品を搭載する製品が増えています。製品化に向けて、部品をいかに効率よく省スペースに収めるか、組立を簡便化するかといった実装における課題は大きくなる一方です。本記事では、電子部品の実装において陰の立役者ともいえる接続端子の加工・組立サービスを提供するアイクレックス株式会社をご紹介します。
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近年、光学製品を製造販売するメーカーの中で、製品の特徴を決めるともいえる光学部品の開発・生産を外部に委託する例が増えています。今回はマクセル株式会社の光学部品開発技術の中から、平面形状だけではなく非球面や自由曲面形状のプラスチックやガラスを材料とする精密光学部品への「コーティングサービス」をご紹介します。
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ガスコントロールユニットや液体搬送システム等、配管を含む試作ユニット・システムの施工は難易度が高く、悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。配管のレイアウトから組立て、納品をワンストップで提供可能なサービスについて、スウェージロック社にインタビューしました。
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評価結果は開発の方針を導き、開発のスピードやコストに大きく左右します。 開発品の評価も、開発品そのものの競争力を上げる一因であると言えるのではないでしょうか。また、開発品の競争力が高いほど、評価を行うこと自体の難易度が高く、評価方法の確立に時間が割かれ、本来の開発業務に集中できないといった悩みがある方もいらっしゃると思います。 今回は中部地区のテストラボでトップシェアを誇るJTL社(JAPAN TESTING LABORATORIES株式会社)の野原祐樹社長(写真下)に日本の製造業の開発競争力を上げるためにこれからの開発品評価体制がどうあるべきかお聞きしてきました。
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製品開発プロジェクトにおいて、開発品の評価はとても重要なプロセスです。開発段階において、材料や部品単体の性能(機能)評価、複数部品を組み上げた製品評価や量産試作品の評価といったように、検討段階に応じた評価を行い、場合によっては求めた結果が得られず、試行錯誤する状況が生じます。製品開発において評価もまた、時間と労力、コストがかかるプロセスの一つです。 この記事では、そんな新規開発品の評価業務において、累計3,300社以上の取引先数を誇り、年間10,000件以上の案件を提供している、JTL社(JAPAN TESTING LABORATORIES株式会社)が顧客から支持される理由を探ります。
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低炭素社会実現に向けてパワートレーンの変化、コネクテッドカーをはじめとしたモビリティサービス化へのシフト、シェアリングの拡大等さまざまなキーワードが飛び交う中、自動車はこれからどのように変わっていくのでしょうか? そして現在、どこまで実現しつつあるのでしょうか? 今回はマクセル株式会社 光エレクトロニクス事業本部 AIS(Automotive Imaging Systems)事業部 平田浩二事業部長に、マクセルが描く最新技術を搭載した未来の車と車載製品について伺いました。
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近年、車両速度や危険を知らせるアラート等をウィンドシールド(フロントガラス)などドライバーの視野内に表示することで視線移動を減らし、安全性と利便性に貢献するヘッドアップディスプレイ(Head Up Display以下HUD)を搭載した車種が増えてきました。 マクセル株式会社 光エレクトロニクス事業本部 AIS(Automotive Imaging Systems)事業部では、長年培った映像・光学機器開発のノウハウを結集させた車載安全支援システムの開発に取り組んでいます。実際の風景と重ね合わせて情報を表示するAR(拡張現実:Augmented Reality)-HUDを実装したデモカーを開発しました。今回、AR-HUDが搭載されたデモカーに試乗させていただき、AR-HUDが実現するドライビング体験をレポートします。
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非鉄金属材を中心に、鉄鋼材やステンレス材、プラスチックまでの加工品を24時間365日対応のネットサービスで提供する白銅株式会社。この記事では、そんな「白銅ネットサービス」のおすすめポイントと活用方法をご紹介します。
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金属加工の中でも、最近注目の新しい加工法である金属3Dプリンター。この記事では、白銅株式会社が提供する3Dプリンターサービスのメリットや活用事例、サービス利用者の声を紹介します。