関東のものづくり企業

関東(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)のものづくりに 関連する記事を集めています。

  • 有機農業におけるロボット活用事例。労働の多くを占める除草作業を自動化する「アイガモロボ」で日本の農業存続をめざす
    有機農業におけるロボット活用事例。労働の多くを占める除草作業を自動化する「アイガモロボ」で日本の農業存続をめざす
    有機農業は、化学的に合成された肥料や農薬、遺伝子組換え技術を利用せず、環境への負荷をできる限り低減した農業です。地球環境への優しさに加え、生産者および消費者の人体への悪影響の可能性がなく、豊富な栄養を含んだ作物が育つこともメリットがある一方で、農薬を使わないため、栽培に手間がかかり、労働時間は慣行農業の1.5倍かかるデメリットが存在します。この労働時間の多くを占めるものが、雑草を抜くまたは抑草のための除草作業です。この除草作業を自動化するロボット「アイガモロボ」の開発に取り組むのが、東京農工大学発ベンチャーでスタートアップの有機米デザイン株式会社です。今回は、アイガモロボの開発者でもある同社取締役の中村氏にアイガモロボの開発ストーリーに加え、同ロボット活用による日本の農業存続への期待についてお話を伺いました。
  • 雨天時浸入水をAIによる音響解析にて検知。インフラ補修を効率的に行うための下水道雨天時浸入水検知システムとは
    雨天時浸入水をAIによる音響解析にて検知。インフラ補修を効率的に行うための下水道雨天時浸入水検知システムとは
    雨天時浸入水とは、本来流れ込むはずのない地下に埋設された汚水管に侵入する雨水のことです。雨天時浸入水の一例として、大雨によりマンホールから汚水が溢れ出す現象が知られています。この原因は汚水管(主にコンクリート製)の老朽化による破損ですが、地中に埋められた汚水管の破損箇所を特定するには多大なコストと労力がかかるため、補修がなかなか進まないのが現状でした。そうしたなか国土交通省は2019年「雨天時浸入水対策ガイドライン策定検討委員会」が立ち上がり、本格的な問題解決に乗り出します。今回は、同プロジェクトに参画し、AIによる音響解析を用いた下水道雨天時浸入水検知システムを開発した株式会社建設技術研究所の石川氏、鈴木氏にお話を伺いました。
  • プラスチック金型とは。メリット・デメリットや費用、ポイントなどを解説
    プラスチック金型とは。メリット・デメリットや費用、ポイントなどを解説
    プラスチック金型とは、プラスチック製品を開発する際に必要となる金型のことです。量産する場合は、切削したりシリコン型を使ったりするよりも、金型を使用した方が精度が高く、コスト面でもメリットがあります。また、最終的な製品の用途や性能によって、プラスチックの成形方法や使用する樹脂の種類も変わりますし、それに合わせたプラスチック金型を設計しなければならないのだそうです。今回は、東京都江東区にある株式会社関東製作所に、プラスチック金型による成形方法や金型の構造、費用、注意点などの基礎知識について、話を伺いました。
  • サプライチェーンマネジメントSCM │ 一連のプロセスから改善事例まで一挙紹介
    サプライチェーンマネジメントSCM │ 一連のプロセスから改善事例まで一挙紹介
    サプライチェーンマネジメント(SCM)とは、連鎖的につながる調達、製造、在庫管理、販売、物流といったプロセス全体(サプライチェーン)を見直すことで、効率化と最適化を行う経営管理手法のことです。昨今グローバル化をはじめとしたビジネス環境の変化によりその重要性が高まっています。さらに、2020年から始まった新型コロナウィルス(COVID-19)の世界的な流行により、世界各国にまたがるサプライチェーンの品質管理が課題として浮上してきています。本記事では、サプライヤ品質サービスを展開する株式会社日立ハイテクの協力のもと、サプライチェーンマネジメントの概要と一連のプロセス、品質改善事例をご紹介いたします。
  • 物流ロボット開発ストーリー。物流の現場に注目し、「カゴ台車」専用AMRにたどり着く
    物流ロボット開発ストーリー。物流の現場に注目し、「カゴ台車」専用AMRにたどり着く
    物流ロボットとは、物流現場における「ピッキング」や「仕分け」といった業務を担うロボットであり、完全無人の環境下だけでなく、人との協働を行うものも存在します。多忙を極める物流の現場では、大量の荷物を効率よく運ぶために欠かせないものが格子状の台車「カゴ台車」が普及していますが、搬送に人手がいることや人身事故の発生といった課題を抱えていました。物流システムを扱う株式会社オカムラは、物流倉庫などでカゴ台車を掴んで搬送する自律走行搬送ロボットを開発しています。今回は、物流システム事業本部の山崎氏、田中氏に、同社が手がけるSLAM技術とAIの組み合わせでカゴ車を自動搬送する自律移動ロボットの開発ストーリーをお伺いました。
  • 物流支援ロボットが実現する物流業界の省人化・効率化のゆくえ。自律運転ロボットが搬送作業の負荷を軽減
    物流支援ロボットが実現する物流業界の省人化・効率化のゆくえ。自律運転ロボットが搬送作業の負荷を軽減
    物流支援ロボットは、人手不足が顕著となっている物流業界の省人化・効率化をめざし開発されたロボットです。自動車やロボットの自動運転技術を開発してきた株式会社ZMPは、人の移動だけでなく、物の移動も自動化するために2014年に物流支援ロボットの「CarriRo(R)(キャリロ)」を開発しました。同ロボットはコロナ禍による物流需要の高まりや、省人化の取り組みに対する関心の高まりから、倉庫や工場での導入が増えていると言います。今回は、株式会社ZMPのCarriRo事業部長笠置氏に、物流支援ロボットの開発背景や特徴、種類について詳しくお伺いしました。
  • CO₂フリー水素とは。化石燃料由来のCO₂フリー水素製造・供給・利用の商用化を目指すJ-POWERに実証実験の状況を聞く〜脱炭素社会に向けた水素エネルギーの活用(11)
    CO₂フリー水素とは。化石燃料由来のCO₂フリー水素製造・供給・利用の商用化を目指すJ-POWERに実証実験の状況を聞く〜脱炭素社会に向けた水素エネルギーの活用(11)
    脱炭素社会の実現に向けて「水素エネルギー」の活用に注目し、産学官からの水素エネルギーに関する取り組みを紹介していく本連載。CO₂フリー水素は、水素の製造工程でCO₂排出を抑えたブルー水素の一種であり、具体的には原料となる水や石炭から複数種類のガスを取り出し(ガス化)、CO₂のガスは大気中に放出されないよう分離・回収し、H₂のガス精製を行う工程で製造されます。第11回目は、化石燃料由来のCO₂フリー水素製造・供給・利用の商用化を目指す電源開発株式会社(J-POWER)の取り組みに注目し、同社が進める2つの実証試験、石炭を輸入し国内でCO₂フリー水素を製造するプロジェクト、産炭国でCO₂フリー水素を製造し日本に輸送するプロジェクトについてお話を伺いました。
  • 透明太陽電池が拡げる窓ガラスの可能性。世界のCO₂排出低減をめざす
    透明太陽電池が拡げる窓ガラスの可能性。世界のCO₂排出低減をめざす
    透明太陽電池とは、既存の太陽電池が約400〜1,200nmの波長の可視光線を含む光を吸収して発電するのに対し、可視光線の多くは透過させ、可視光線外にある赤外線(IR)と紫外線(UV)を使って発電するため透明に見える太陽電池です。透明太陽電池の基礎技術を開発した米国のスタートアップ企業ユビキタスエナジーは、透明な窓ガラスでの太陽光発電の研究開発を進めており、その重要なパートナーを務めているのがガラスメーカーである日本板硝子株式会社です。今回は、日本板硝子ビルディングプロダクツ株式会社の清原氏に、透明太陽電池が拡げる窓ガラスの可能性についてお話を伺いました。
  • 部品加工とは。三正工業に聞く部品加工の流れとポイント
    部品加工とは。三正工業に聞く部品加工の流れとポイント
    機械や器具類の組み立てに欠かせない部品。その製造には、精度の高い加工技術と徹底した工程管理が必要になるといいます。質の高い部品加工を行うために、具体的にどのようなことに注意しなければならないのか。今回は、東京都葛飾区にある「流体制御機器」の部品加工で技術を培ってきた三正工業株式会社に、部品加工のポイントや加工の流れなどについてお話を伺いました。
  • LNGの冷熱利用で注目されるFSRU(浮体式LNG貯蔵再ガス化設備)とは
    LNGの冷熱利用で注目されるFSRU(浮体式LNG貯蔵再ガス化設備)とは
    LNG(液化天然ガス)は、天然ガスを超低温で冷却し無色透明な液体としたものです。液化の際に体積の600分の1となる特徴を活かし、大量のLNGがLNGタンカーにより海上輸送されています。LNGは蒸発して天然ガスに戻る(再ガス化)の際に、周囲から熱を奪い冷却する現象「冷熱」が生じます。この冷熱利用で注目されているFSRU(浮体式LNG貯蔵再ガス化設備)です。FSRUは、洋上でLNGを受け入れてタンクに貯蔵し、必要に応じてLNGを温めて再ガス化した高圧ガスを陸上パイプラインに送出する浮体式設備です。今回は、LNG導入の低コスト、短期間での実現を目指すFSRUプロジェクトを手掛ける商船三井の近藤氏、中山氏および岡氏に、プロジェクト開発のお話を伺いました。
  • カスタム電源とは。カスタム電源の小型化や高効率化を実現するポニー電機
    カスタム電源とは。カスタム電源の小型化や高効率化を実現するポニー電機
    顧客のニーズに合わせて開発するカスタム電源。近年は、半導体やバッテリーの進化によって小型化や高効率化、低ノイズ化が実現できるようになってきました。また、EV化が進むにつれて、従来のエンジン機構における代替として、パワーエレクトロニクスであるモーターやインバータ、バッテリーの充放電機器の必要性が高まるなど、カスタム電源の市場は環境問題への対応と高性能化が合わさって時代とともに変化しています。今回は、群馬県藤岡市にあるさまざまなカスタム電源の受託開発に取り組んでいるポニー電機株式会社に、カスタム電源のメリット・デメリットや依頼の際の注意点などについてお話を伺いました。
  • 人工骨を3Dプリンター造形で作る。骨置換性を高める材料と構造に注目〜バイオセミラックス3Dプリンターとは(前編)
    人工骨を3Dプリンター造形で作る。骨置換性を高める材料と構造に注目〜バイオセミラックス3Dプリンターとは(前編)
    人工骨は、病気や外傷で欠損した骨を補うために開発された人工的な素材です。人工骨の材料として、人体に対する毒性がなく、生体組織への親和性が高く、かつ体内において高い耐久性を有する生体機能を代行するセラミックスである「バイオセラミックス」が知られています。2018年、株式会社リコーと理化学研究所は、3Dプリンターを用いた新たな人工骨の造形技術を発表しました。本連載では、バイオセミラックス3Dプリンターに注目します。前編となる今回は、リコーで中心的に本プロジェクトを実施している渡邉政樹氏に、人工骨が必要とされる骨移植手術の現状と課題、および人工骨で注目すべき骨置換性を高める材料と構造についてお伺いします。
  • 精密板金加工での頼れるパートナー。高い技術力と提案力でクライアントの構想を形にする、相馬製作所
    精密板金加工での頼れるパートナー。高い技術力と提案力でクライアントの構想を形にする、相馬製作所
    イメージ図や図面に落としたものを、実際に製品化していく。その過程には、加工に関する非常に多くの知識と技術、経験が必要になります。埼玉県川口市に本社を構える株式会社相馬製作所は、薄板鋼板の加工を中心とした精密プレスと板金加工の会社です。幅広いジャンルの企業約140社との取引経験から得たノウハウを生かし、設計者やデザイナーのさまざまな「作りたい」に応えています。今回は相馬製作所に、製品化するために必要な技術力や対応力についてお話を伺いました。
  • デジタルパソロジーとは。医療機器として認証されたシステム事例を紹介《デジタルパソロジー導入で病理診断が変わる:前編》~医療現場に聞く遠隔医療のものづくり(10)
    デジタルパソロジーとは。医療機器として認証されたシステム事例を紹介《デジタルパソロジー導入で病理診断が変わる:前編》~医療現場に聞く遠隔医療のものづくり(10)
    デジタルパソロジーとは、病理標本を専用スキャナで撮影してデジタル化することで病理診断をサポートする技術です。デジタルパソロジーは、保存したデータをいつでも見られるようにできること、ネットワーク等を介して他者と共有できること、コンピュータ分析などに活用できること、といったメリットに加え、テレパソロジー(遠隔病理診断)としての利用が期待されています。今回は、医療機器として認証されたデジタルパソロジーシステムを開発している株式会社フィリップス・ジャパンに、同社の製品サービスの開発背景や概要、導入事例についてお話を伺いました。
  • セラミック3Dプリンターにおける課題を新材料で解決。少量、短期間で高精細なセラミック部品調達ニーズに応える
    セラミック3Dプリンターにおける課題を新材料で解決。少量、短期間で高精細なセラミック部品調達ニーズに応える
    セラミック3Dプリンターは、3Dプリンターの一種であり、耐熱、絶縁、耐摩耗などに優れるセラミックス材料を3次元の設計データをもとに立体造形する装置です。セラミックス材料の一般的な加工方法は、材料の粉を金型に入れて加圧して固めて成形し、炉に入れて焼成します。この焼成の過程で粉末粒子が融合し、焼き固まる際に収縮します。セラミック3Dプリンターの課題は、セラミックス材料だけでなく、接着剤の役目として添加された樹脂のバインダーの収縮で大きな変形が生じるため、高精細な造形が難しく、熱収縮を抑えるために長い加工時間を要していたことです。キヤノン株式会社では、こうした課題を解決するため、独自にセラミック3Dプリンター向けの新材料を開発しました。今回は、R&D本部の安居氏とフロンティア事業推進本部の川村氏に、セラミック3Dプリンターにおける課題と開発した新材料の概要についてお伺いしました。
  • 超音波や光で血管を内側から診る。日進月歩で進化を続けるカテーテル治療〜血管内イメージングデバイス(前編)
    超音波や光で血管を内側から診る。日進月歩で進化を続けるカテーテル治療〜血管内イメージングデバイス(前編)
    心臓カテーテル治療は、心筋に血液を送る冠動脈が動脈硬化などにより狭くなった(狭窄)部分を拡張するために行われる治療方法であり、具体的には直径1mm程度の細いカテーテルを冠動脈に挿入し、拡張用バルーンやステントなどの治療用器具が挿入されます。日本では、近年、手術前後に血管の状態を調べる血管内イメージングの普及が進み臨床成績の向上に寄与しています。今回は、血管内イメージングデバイスに注目し、2回に分け前編では同開発に携わってきたテルモ株式会社鬼村氏、後編では医療現場で同製品を利用する佐賀大学医学部附属病院の医師で佐賀大学の園田教授に話を伺いました。前編では、超音波を利用したIVUSと、光(近赤外線)を利用したOFDIという血管内イメージング技術の概要についてご紹介します。
  • 電力変換装置を設計から製造、メンテナンスまでフォローする東京精電に聞く、カスタムオーダーのステップ
    電力変換装置を設計から製造、メンテナンスまでフォローする東京精電に聞く、カスタムオーダーのステップ
    電力変換装置製造技術は太陽光発電やEV車、燃料電池などを始めとした新電力関連で注目されていますが、長年利用されている古い設備にも広く利用されており、それらの装置の新規製造・修理・メンテナンスを行なう事業者が少なくなくなっているという課題もあります。今回は、産業機器や自動車や電車、医療機器向けの電力変換装置の設計から製造、修理・メンテナンスまでを自社で一貫して行う東京都杉並区に本社を構える、東京精電株式会社に電力変換装置のカスタムオーダーについてお話しを伺いました。
  • 衛星データから分析。新型コロナのパンデミックの前後で何が変わったのか?〜社会課題を地球規模で解決する衛星データとは(後編)
    衛星データから分析。新型コロナのパンデミックの前後で何が変わったのか?〜社会課題を地球規模で解決する衛星データとは(後編)
    社会課題を地球規模で解決する衛星データに注目する本連載。後編では、地球観測衛星によって収集された衛星データの分析事例について紹介します。引き続きJAXA(宇宙航空研究開発機構)地球観測研究センター主任研究開発員の大吉氏に、地球観測衛星による衛星データを用いた、農業や新型コロナのパンデミックの前後での地球環境や社会経済活動の変化の分析事例についてお伺いしました。
  • 地球観測衛星の役割や機能をJAXAに聞く〜社会課題を地球規模で解決する衛星データとは(前編)
    地球観測衛星の役割や機能をJAXAに聞く〜社会課題を地球規模で解決する衛星データとは(前編)
    地球観測衛星は、宇宙から地球を観測する、リモートセンシングを目的に打ち上げられた人工衛星です。食料安全保障や農業、気候変動などの社会課題について地球規模で解決するため、こうした衛星データの解析、利用が進められています。今回は、社会課題を地球規模で解決する衛星データに注目し、2回にわたってJAXA(宇宙航空研究開発機構)地球観測研究センター主任研究開発員の大吉氏に話を伺いました。前編では、地球観測衛星の役割や機能についてご紹介します。
  • MPCポリマー表面処理により関節面で生じる摩耗粉を低減し、人工股関節の長寿命化を実現〜健康寿命の延伸に寄与するバイオマテリアル開発ストーリー(後編)
    MPCポリマー表面処理により関節面で生じる摩耗粉を低減し、人工股関節の長寿命化を実現〜健康寿命の延伸に寄与するバイオマテリアル開発ストーリー(後編)
    健康寿命の延伸に寄与するバイオマテリアル開発ストーリーとなる本連載。後編では、人工股関節の長寿命化を実現に繋がった、関節面で生じる摩耗粉を軽減するMPCポリマー表面処理に注目します。人工股関節では、関節面から生じるポリエチレン摩耗粉が引き起こす人工股関節のゆるみなどの合併症は大きな課題でした。この摩耗粉を低減する材料探索のなか東京大学医学部附属病院の医師で東京大学の茂呂特任教授は、同じ東京大学の石原名誉教授のMPCポリマーの研究内容を知り、すぐさまコンタクトをとります。後編では、引き続き京セラ株式会社の京本氏、東京大学の茂呂氏および石原氏に、MPCポリマーを人工股関節に活用することになったきっかけやMPCポリマー表面処理の効果についてお伺いします。