ボールウェーブ株式会社

ボールウェーブ、超微量水分の検出が可能なセンシング技術

ボールウェーブは、「世界の今を取り込みデータにする。そして、それを情報へと変換する。」をスローガンに、新規原理によるボールSAWセンサを差別化要因の核にして、人類の目となり神経系となり技術の地平へと誘うことをミッションとしています。

ballwave概要

ボールウェーブの強みは?

ボールSAWセンサ

ボールSAWセンサは直径わずか3 mmの単結晶水晶にすだれ状の電極と感応膜と呼ばれる有機物の薄膜を塗布したシンプルな構造をしています。表面弾性波(SAW:Surface Acoustic Wave)とは物体表面に集中して伝播する振動(波)を指します。一般的にはSAWは伝わるにつれて広がり減衰していく性質を示します。しかし、非常に高精度な球の表面のSAWでは広がらずに同じ幅を保ったまま伝搬する性質を示すことが発見されました。この性質を応用したのがボールSAWセンサです。

ボールSAWセンサの活用先

ボールSAWセンサを用いることで、窒素、酸素、水素、アルゴン、ヘリウムなどの4 ppb程の微小水分濃度の計測が可能となっています。この性能は、現在主流である海外製の鏡面露点計や静電容量方湿度計では測定できないものです。また、その領域の微量水分を測定可能な光学式測定器は、高額でサイズも大きく、ライン導入しにくい上に水分量を感知するのに数日を有しています。ボールSAWセンサはこの現状を打破するものとして期待されています。加えて、ボールSAWセンサは感応膜の種類を変えることで、様々なガスの分析を行うことが可能になるガスセンサ領域でのプラットフォームでもあります<図1>。

<図1>ガスセンシング領域プラットフォーム(提供:ボールウェーブ株式会社)
<図1>ガスセンシング領域プラットフォーム(提供:ボールウェーブ株式会社)

 

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