顧客に感動を与えるスピード対応! グローバルマシーンが実現する納品スピードと品質を両立した対応の秘訣とは

納品スピードと品質。どちらも顧客から要望の多いものですが、それらを両立させるには技術と経験が必要になります。部品や製造装置の製造を行う株式会社グローバルマシーンは、特急品に関するスピーディーな対応が強みです。また、精度高く仕上げることができるため、顧客からの信頼も厚いと言います。今回はグローバルマシーンに、スピード対応の秘訣や仕事をする上で大切にしていることなどについて話を伺いました。

スピード対応の秘訣について、グローバルマシーンに話を伺いました

株式会社グローバルマシーンは、部品や製造装置の製造を設計・加工・組立まで一貫して行っている会社です。山形県東田川郡の本社に5棟の工場を構える他、営業拠点として神奈川県相模原市に相模原支社、宮城県大崎市に宮城営業所を有しています。

創業は1972年。自動車部品の製造から始まり、現在は主に自動車部品や電子機器の製造装置や、半導体関連の部品などを製造しています。多品種少量のものから量産品まで幅広く対応しているのが特徴です。

そんなグローバルマシーンの最大の強みはスピードです。特に、特急品は他社の3分の1の日数で納品します。品質も担保しながら、なぜそれほどまでのスピードで対応できるのか。その秘訣について代表取締役の菅原勝安氏と営業部部長の奥山広幸氏、製造1課・2課課長の菅原裕也氏、組立課課長の三浦吏久氏、製造2課係長の佐藤雅輝氏、技術営業課課長の土門孝之氏、支援課係長の相馬佑紀氏にお話を伺いました。


汎用工作機械を駆使し、作業効率をアップ

特急品に限らず、グローバルマシーンは元々、加工や製造のスピードには自信があります。その秘訣は、スタッフの技術力の高さです。

1.汎用工作機械を使いこなせる

同社は若いスタッフが多いですが、汎用工作機械を使いこなすことができる技術者が大勢います。近年、NC加工機を使用する企業が多い中では珍しいことです。
「汎用工作機械のメリットはプログラムの入力が不要なこと。NC加工機だと、図面を見て加工方法を考えた後にプログラムを作成・入力しなければ使えません。しかし、汎用工作機械であればすぐに加工に入れるのが最大のメリットです。ただし、量産の場合は、NC加工機の方が同じ精度で早く仕上げられるため、作る形や量に応じて、機械を使い分けています」(相馬氏)

また、さらにスピードを出すために、市販の加工用刃物だけでなく「こんな形の加刃物があればいいな」と思えば自作し、加工スピードを上げる工夫をしています。
「刃物を変えるとかなりスピードアップするので、日頃からみんなで話し合って作っています」(相馬氏)


加工内容に合わせて自社で製造した加工刃物もたくさん取り揃えている(提供:グローバルマシーン)
加工内容に合わせて自社で製造した加工刃物もたくさん取り揃えている(提供:グローバルマシーン)


2.多能工である

グローバルマシーンは、全ての技術者がどの工程でも活躍できるよう、多能工として教育しています。
「全ての工程を理解できると、前後の工程のことを考えながら作業ができるようになる。すると、結果的にスピードも上がるんです」(菅原裕也氏)

グローバルマシーンの育成方法は、先輩によるOJT。一人ひとりの習得レベルがわかるよう、各工程の作業リストを作成して指導しています。また、図面を読み取る力も重視しています。
「図面を読み取る力がつくと、図面を見ればどんな工程で作ればいいかすぐ頭に浮かぶようになり、段取りも早くなる。そういったことも先輩がしっかりと教えています」(奥山氏)


多能工を目指して、ベテランが若手をしっかり指導している(提供:グローバルマシーン)
多能工を目指して、ベテランが若手をしっかり指導している(提供:グローバルマシーン)


同社は、若い技術者の育成に力を入れていることもあり、社内には23歳以下の技術者がその腕前を競い合う「技能五輪全国大会」に出場を果たしています。相馬氏もその一人です。
「私が出場したのは山形で全国大会が開催される年で、地元企業としてぜひ出場したいと思いエントリーしました。私が出場した汎用旋盤は、参加者も多く予選を勝ち抜くのも一苦労。しかし、日頃から仕事でスピードと正確さを求められていたため、その経験が良い影響を及ぼして、全国大会に出場できました」(相馬氏)


ストックの整理と最新の五面加工機の導入で、さらにスピードアップ

工場内の配置や新しい機械などもスピード対応に寄与しています。その一つが材料のストック。同社は山形県にあり仕入れに時間がかかることが多いため、よく使用するステンレスやアルミ、一般的なSS材、焼入れ鋼や真鍮、銅などは、常時ストックしています。
「細かな寸法も一目でわかるように置き場を整えました。材料を探す時間が短縮されたことで、全体のスピードアップにつながっていると思います」(奥山氏)

もう一つは、最新の五面加工機を導入したことです。導入前は、大型品の加工は外注していましたが、そうすると輸送コストがかかるだけでなく、納期のコントロールも難しい。さらに、ミスがあった時の対応も大変でした。
「五面加工機を導入したことで、納期もクオリティーも自社でコントロールできるようになり、スピードもアップしました。また、これまでは縦型のマシニングセンタしかなかったので複雑な形状のものは何度も掴み直す必要がありましたが、五面加工機は1度押さえたら一気に五面を加工できるので、かなり効率が上がりました」(佐藤氏)


新たに導入した五面加工機(提供:グローバルマシーン)
新たに導入した五面加工機(提供:グローバルマシーン)


汎用工作機械とNC加工機、そして最新の五面加工機と、それぞれ特徴に合わせて使い分けながら、より早く精度高く仕上げられる方法で対応しています。


多能工だからできる、精度の高い仕上がり

スピードとともに品質の高さにも定評がある同社。しっかり図面を読み取って忠実に作るだけでなく、多能工であることを生かして精度の高い製品を作り上げています。
「例えば、削ると曲がるものは先に荒削りをして、その後掴み直して仕上げることで精度が上がります。その際、多能工であることを生かして、荒削りをする人と仕上げ直す人などに工程を分けることで、高い精度のまま早く仕上げることができます」(菅原勝安氏)

検査機器も充実しており、三次元測定機と画像測定機を使って検査を行い、品質の高さを保っています。


お客様の「困った」に応え、感動を与えるほどのスピード対応を

グローバルマシーンでは、特急の依頼が入った場合は社長の菅原勝安氏が受注するかを判断し、社長の指示のもと即対応します。また、人手が足りないところや急ぎの工程に入りサポートする支援課があり、特急品が1、2個であれば支援課が対応することも多いです。

「特急品は、通常の3分の1程度の日程で納品しています。24時間体制で稼働していることもあり、簡単な物であればお預かりした翌日に納品できるケースもあります」(奥山氏)

以前、お客様が組立の最中に加工位置の間違いがわかり、「追加工してほしい」と100本ほどの部品を夜に持ち込んできたことがありました。穴開け加工と削りを施す依頼内容だったのですが、夜勤で全て加工完了。翌朝9時には取りに来たお客様に引き渡しました。

「特急対応を希望するお客様は、『工場を止めてしまうのではないか』と不安を抱えています。あちこちに断られて弊社にたどり着くことも多いので、ご要望にお応えすると、非常に喜び、感動してくださいます」(奥山氏)


100年続く企業を目指し、技術力に磨きをかける

よりスピーディーに、より精度の高いものを提供してお客様の要望に応える。そんなグローバルマシーンが大切にしているのは、「信用」と「お客様に感動を与えること」です。
「そのためには、やはり技術を磨き続けることが大切だと思っています。その時々に必要とされながら、100年続く企業でありたい。基礎技術をしっかり磨いて、地域の子どもたちの目標となる企業を目指したいと思います」(菅原勝安氏)

お困りのことには、全て対応するのがグローバルマシーンのモットー。何かお困りでしたら、グローバルマシーンに相談してみてはいかがでしょうか。


株式会社グローバルマシーン
1972年創業。山形県東田川郡に本社と5棟の工場を構え、部品や製造装置の製造を設計・成形加工・組立まで一貫して行う。「究極のスピード」をスローガンに掲げ、汎用工作機械を活用したスピーディーな対応で、通常の3分の1の納期を実現。最新の五面加工機も備えており、多品種少量から量産品まで幅広く対応している。
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